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まつげ育毛剤の使い方を誤ってしまうと、失明のリスクがあります

2020年06月16日
きれいな目をしている女性

まつげ育毛剤を使用する際に注意点としてよく挙げられるのが、副作用が出るおそれがあるということです。まつ毛の育毛剤に使用されている主成分は、ビマトプロストで、緑内障治療薬に使用されていることでよく知られています。

薬ですので副作用があるというのは当然といえば当然ですが、まつげ育毛剤にはどんな副作用があると報告されているのでしょうか。主な副作用は、色素沈着や目のかゆみ、充血などです。下まつ毛に塗布をし続けると、知らない間に目尻にも液が浸透し、その部分が多毛症になるという副作用も報告されています。

まつげ育毛剤には、失明するリスクがあるのでは、とよく言われていますが、失明の危機がある緑内障の治療薬に含まれるビマトプロストには、失明を引き起こすようなリスクは無いと言われています。ビマトプロストを含むまつげ育毛剤は、(アメリカで)医薬品として認可されていることを考えても、失明するほど危険なものではないと見たほうが賢明です。

と言っても、育毛剤を使用した場合にもし使い方を間違えると、失明するリスクが高くなる可能性は十分あることを忘れないようにしましょう。

例えば、ほとんどのまつげ育毛剤は、コンタクトレンズを外してから使用することを推奨しています。もしコンタクトレンズを装着したまま育毛剤を使用し、液がレンズに付着した場合、角膜上皮障害を引き起こす恐れが出るからです。角膜上皮は、角膜の一番外側にある部分で、角膜を守る働きをしています。角膜上皮に炎症が起きたり、びらんが生じると、目に違和感を感じるようになります。軽症の場合は、まぶしさを感じたり、涙が止まらないなどの症状が現れますが、症状が進行すると、白く濁ったり、内皮に障害が出たりするほか、最悪の場合失明のリスクも出てきます。

このように、まつげ育毛剤の使い方を誤ると、トラブル発生の危険性が高まりますので、使用前は必ず取扱説明書をよく読み、使用量や使い方を守るようにしましょう。副作用の発生を避けるため、まぶたや目尻をワセリンなどで保護するなどの対策も同時にすると、より安全です。

まつ毛育毛剤は、毎日適量をまつ毛に塗布し続けることで、緩やかに効果を発揮するという特徴を持っています。それを無視して早くまつ毛を伸ばしたいからと育毛剤を大量に塗布するのは好ましくありません。量を増やしても即効性が出るというわけではありませんし、余分な液が目の中に入ったり、皮膚に付着するなど、他のトラブルを引き起こしてしまうことにもなりかねません。

使用の際に副作用が出たり、トラブルが発生した場合は、できるだけ早く医療機関で診察を受けることをおすすめします。